木目が美しい上質な榧を使用して製作された 大日如来像 です。 本作は、宝冠をかぶり、瓔珞などの豪華な装身具を身にまとった王者の姿が特徴で、金剛界大日如来として彫像されています。 光沢があり、緻密で美しい榧材、截金装飾の精緻な美しさ、彫りの見事さ、どれをとっても最上の出来栄えに仕上げられています。 総高は60cm・本体高は25cmで、金箔を繊細に切り貼りする截金(きりかね)と呼ばれる装飾が全体に施され、髪・目・口などにごく淡く彩色がしてあります ■材質:榧(カヤ) 截金仕上げ ■サイズ:高60(本体25)×幅32×奥32cm
桧から手彫りで彫り上げられた 大日如来坐像 です。 大日如来とは仏教における如来の一尊であり、特に密教において宇宙の中心とされる仏です。 両界曼荼羅(胎蔵曼荼羅・金剛界曼荼羅)の中心に位置し、その存在は宇宙の真理を表すとされ、宇宙そのものを仏格化した存在であるともされます。 宝冠をかぶり、瓔珞などの豪華な装身具を身にまとった王者の姿が特徴で、胸もとで智拳印を結ぶ姿は「金剛界大日如来」と呼ばれ、法界定印を結ぶ「胎蔵界大日如来」と分類されます。 ■材質:桧/檜(ヒノキ) 白木 ■サイズ:高67(本体30)×幅35×奥35cm