桧から彫り上げられた 阿弥陀如来立像 です。
阿弥陀如来とは、仏教における如来の一尊であり、特に浄土宗・浄土真宗の本尊として信仰される仏です。
西方の極楽浄土を守護し、現世を照らす光の仏であるとされ、念仏「南無阿弥陀仏」を唱えれば誰もが救われると説いた親鸞の教えにより、日本では非常に身近な仏でもあります。
装身具を身にまとわない質素な姿が特徴で、九品印・弥陀定印を結ぶ立像・坐像でそれぞれあらわされます。本作は、九品来迎印を結んだ立像として彫像されています。
総高は26cm、本体の高さは14cmと手頃な大きさで、緻密に彫り上げられた一品です。
■材質:桧/檜(ヒノキ)
■サイズ:高26(本体14)×幅11×奥11cm |
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