木目が滑らかで非常に美しい榧の木から手彫りで彫り上げられた 韋駄天像 です。
足が速い神で有名な韋駄天ですが、もとは、インドの神スカンダです。
別名にケンダというものもあります。
経典にはその姿は説かれていないのですが、日本においては図像があります。
多くは、甲冑を身につけ、合掌した腕のうえに剣を横たえるという姿で造られています。一般にシヴァ神の子という説があります。
天部の軍隊の将で、走るのがとても速く、素早く動いて敵(悪神)を駆逐するといわれています。
お釈迦様が毒キノコの毒によって涅槃に入られたとき、お釈迦様の主治医ジーヴァカからお釈迦様の元に薬を届けるように委託されたのですが、韋駄天の足でも間に合わなかった・・・という話もあります。
■材質:榧(カヤ) 白木
■サイズ:
・全体:高32×幅13×奥10cm(台座を含む)
・本体:高21×幅10×奥7cm(持物を含む) |
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