【特別プライス】柳杉(やなぎすぎ・リュウスギ) 高砂 翁(シテ)51cm 嫗(ツレ)47cm |
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柳杉(やなぎすぎ・リュウスギ)から彫り上げられた 高砂 翁(シテ)・嫗(ツレ) です。
【柳杉】
柳杉(やなぎすぎ・リュウスギ)は、日本の杉を中国に植林したもので、日本の杉と性質はほぼ同じです。
特徴としては、非常に軽軟で軽く扱い易い羽目板です。
心材部分の赤と辺材部分の白のコントラストが強く木材らしさを強調しウッディな雰囲気を醸し出します。
【高砂】
高砂(たかさご)は、能の作品の一つで、相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、人世を言祝ぐ大変めでたい能でです。
挙式や披露宴会場では、新郎新婦が座る席で高砂席は一段高い場所に設けられ、一番おめでたい席となります。
老松の精が相生「相(あい)ともに生まれ、生きて老いるまで」の老夫婦になって現れたという故事にならった能楽曲で、国と民の繁栄を主題とし、その一部は婚礼などの祝儀で謡われます。
離れていても夫婦であるとの伝説を説き、松の永遠、夫婦相老の仲睦まじさを述べる。
また、人生でいかなる困難があっても、人は元の姿に必ず戻っていく(つまり、めでたいところに納まる)といった意味もあります。
「高砂や、この浦舟に帆を上げて。この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で汐の、波の淡路の島蔭や遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住の江に着きにけり、はや住の江に着きにけり」
翁:シテ 嫗:ツレ
~物語~
九州阿蘇宮の神官(ワキ)が播磨の国、高砂の浦にやってきた。
春風駘蕩とする浦には松が美しい。遠く鐘の音も聞こえる。
そこに老夫婦(シテとツレ)が来て、木陰を掃き清める。
老人は古今和歌集の仮名序を引用して、高砂の松と住吉の松とは相生の松、離れていても夫婦であるとの伝説を説き、松の永遠、夫婦相老(相生にかけている)の仲睦まじさを述べる。
命あるものは全て、いや自然の全ては和歌の道に心を寄せるという。
ここで老夫婦は自分達は高砂・住吉の松の精である事を打ち明け、小舟に乗り追風をはらんで消えて行く。
※一部修理をしている箇所がございます。写真にてご判断ください。
■材質:杉/椙(スギ)
■サイズ:
・翁(シテ):高51×幅24.5×奥17cm
・嫗(ツレ):高47×幅19×奥11cm |
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